2017年以降、デイトナを脅かす程の存在感となったノーチラスですが、その中心的存在が、この5711/1A青文字盤だといえます。
5711/1Aの青文字盤には、5711/1A-001と-010があるのですが、それらまとめて『5711/1A青文字盤』とするのが分かりやすいでしょう。-001と-010との差は、ブレスレットの造り等なのですが、差はわずかであり、相場も「常にどちらか一方が明らかに高い」というわけでもありません。
記事では、5711/1A-010のほうをお伝えしていますが、昨年2月に1000万円超えという水準に到達。
その際、800万円台(2021年1月)⇒1400万円台(2021年2月)となっていたわけで、「ド派手な上昇」を見せたといえます。
しかし、その後ノーチラスは派手な変動をみせることがなくなり、4月以降、やや下落した後、長らく「ほぼ変わらない」という様子が続いていました。
4月から5月にかけて、ボトム価格は、1500万円台、1300万円台、1200万円台などと乱れていたため、記事で伝えづらかったのですが、6月ごろからは1300万円前後がボトム価格といった状況が続いていたといえます。
2月時点で、ボトム価格が1450万円となっていたことを考えると、やや下落した状態が続いていた5711/1A-010ですが、2021年12月になると、再び1400万円台となったため、ようやく「回復」となっていました。
そんな5711/1A-010ですが、2022年の今、さらなる上昇といった様子に変化。
現在水準は1760万円となっており、ついに1700万円台というステージに突入したのです。
パテック・フィリップ ノーチラス スーパーコピー ラージ 5711R-001
30年以上前にジェラルド・ジェンタのデザインにより、パテック初のスポーツウォッzzzチとして誕生したノーチラス。
ラグジュアリーなスポーツウォッチというジャンルを牽引してきたこのシリーズも、モデルチェンジをして新世代へと生まれ変わりました。
基本的なディテールはそのままにサイズがアップされ、12気圧防水を確保しつつも今作からシースルーバックに変更されました。
ジュネーブシールを取得したCal.324を眺められるのは、機械式時計ファンであれば、かなり嬉しいポイントですね。
ノーチラス5711/1A-010は、2019年上半期といった時点で、700万円台でも「かなり高くなった」という印象がありました。
しかし、今や1760万円がボトム価格。つまり、“760万円+1000万円”であるわけです。
そうなると、「かなり高い」と思われた時期よりも1000万円高となっているわけですから、「高い」、「安い」といった判断は、個人の勘だけではできない時代だといえます。
パテックフィリップ コピー ノーチラス ラージサイズ 5711/1A-010
新世代のノーチラス「5711」。基本的なフォルムはそのままに、ケースサイズが現代風に大きくなっています。